コンペの際、山口市内のYCAMや日本のクリスマスは山口からの事業で
「大内の灯り」と題して常栄寺の雪舟庭のライティング、又「狐の足あと」でのライティングにも使っていらっしゃる『カラーキネクス・ジャパン株式会社」さんの技術力をお借りして、そっと１枚、提案書を出しておきました。

提案の結果、基本的にこのプランが採用されました。

大内の灯り　常栄寺　雪舟庭
照明デザインアドバイス Lighting Planners Associates Inc.
照明実施 カラーキネティクス・ジャパン株式会社

　狐の足あと

工事検査の前日、夕刻より市の担当官の立ち会いのもと、
ライトアップのセッティング。

角度調整やカラー調整できるライトの色調整。
たっぷり２時間かかりました。

春・夏・秋・冬と四季を通じて４パターンセット。

そして基本テーマ「静謐」を強く意識して、ブルー系の基本パターンを含めて
５パターンにセッティングしました。

 

2015年11月、ようやく着手。

クロマツや「ひょうたん池」の樹木の養生、剪定、池野清掃にかかります。

「何遠亭」の周りを脱色アスファルトによるカラー舗装が計画されています。
境界に園内の自然石を再利用して縁石に。
土壌改良材混入済みの客土を入れて、植栽基盤を完成させます。

ほぼ型ができたところで、ライトアップのセッティングです。

つづく・・・・。

『何遠亭』と庭園とともに、この度整備されました。

 

2015年9月25日夕刻、「井上邸休憩所庭園整備工事請負業者特定に係る公募型コンペ」提出資料を
山口市に提出。私の記憶では、担当課のなかで初のコンペ。勇んで応募。
後々ヒアリングを経て、無事当選。

ちょうど１年前の今日は、湯田温泉観光温泉施設「狐の足あと」がオープンした日。
植栽はすっかりなじんでいます。
「何遠亭」の植栽も同じ考え方の延長線にあり、兄弟ということになりますね。

当選後の打ち合わせで、「何遠亭」のライトアップや灌水設備の工事や、隣接する老木の黒松の保護及び「ひょうたん池」周辺整備も合わせて計画、実施となった。

 

つづく・・・・。