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『パンの平井屋藤兵衛』外構一新   

少し前に手がけたお庭の紹介です。

2016年夏の暑い日、ご主人から連絡あり。パン屋を営んでるが、「雑木林に佇むお店にしたい」と。防府市浜方のお店は、工場跡地か何かで一面砕石敷き。熱風と西日と埃に苛まれていらっしゃった。わが社に一報されたきっかけは、きらら浜の庭園フェアに出展している『もうひとつのリビング』を見られてのこととか。嬉しいですね。

先ずは土づくり、造園界では「植栽基盤」と言います。既存礫混じり土を真砂土に置き換え、水勾配を考慮しアンジュレーションをつけ、更に暴力的な夏場の気候に対応すべく自動灌水も布設。正面玄関アプローチには、御影石の割肌端石の裏面をバーナー仕上げしたノンスリップ加工の石畳。脇の小径は地元の錆御影石で、雑木林に迷い込む風情を演出。樹木は白花をテーマに、大小の山の木で構成。


着工前


着工中


着工後


新緑が深まると。

I+Land nagasaki グランドオープン No.1

2020年7月18日
 長崎市伊王島の『やすらぎ伊王島』ホテルの大改造+新築工事が終わった。
およそ1年かけての大事業。2019年8月から、カナダのとあるファクトリーと「ILANDOP LUMINA」の打合せに始まり
GARDEN AREAの改築外構修景や旧テニスコートのGarden化やBBQテラスの増築、
PORTAREAの新築「MINATO HOTEL」の外構修景と約1年かけての大工事であった。

かつての波止場に新たにバークホテルを新築。
木造2階建。全室海に面しており、長崎港と行き交う船舶や、稲佐山、女神大橋などの眺望が約束されている。
カップルや家族のみならず、犬と寝食ができたり、キッズホテルという子供サイズの棟も用意してある。
外構は木と芝生がメイン。歩道やゲート、フェンス、休憩所、ベンチ、ハンモックフレーム、フォトフレーム等、全て杉材(防腐剤加圧注入済)でできている。


PORTAREAのゲート。


中庭のボードウォーク、ベンチ、ハンモック等。


駐車場との境になる板柵。


宿泊施設に隣接するドッグラン。


ドッグラン内にある海を眺めながら一息つける休憩所。

大好評!ゆめ花博「健康の庭」

連日多くの来場者で大盛況の「山口ゆめ花博」。

庭のパビリオンゾーンでは、山口大学医学部・山口大学医学部附属病院と一般社団法人山口県造園業協会と共同で、3世代が集い、楽しみ、元気になれる「健康の庭」を出展しています。

イベントや芝刈りロボットの実演もおこなっており、多くの方にお越しいただいています。

会期は11月4日まで。
ぜひご来場ください!

スポーツde婚活 開催決定!

1年ぶりにやまぐち結婚応援団の活動を行うこととなりました。

 

3月18日(土)  やまぐちリフレッシュパークにて 「スポーツde婚活」大会 を開催いたします!

今までの運動会では、「結構疲れた」という声があるので、なるべくハードになりすぎないようにしようと計画をしています。

また今回も、スポーツで体を動かした後、親睦会を予定しています。

今まで参加したことがある方も、まだ参加したことがない方も、ぜひお気軽にお問合せください!!

 

なお、応募者多数の場合は先着順となります。また、男女比が偏る場合は人数の調整をすることがありますのでご了承ください。

 

↓お申し込みはこちらから↓

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第1回S邸

第1回 物語を紡ぐように、視点ごとに主役が変わる庭
~空間を演出する“タタライズム”の真骨頂~

山口市南部の椹野川河口沿いは、山口湾岸随一の穀倉地帯で、視界の先の山肌には葡萄畑も広がります。農地では麦と米の二毛作が行われており、初夏と晩秋の二度、一面が金色に染まる実りの風景を見ることができます。

今回、訪問させていただいたS邸は、まさにその田園地帯を目の前に臨む立地であり、その中をJR宇部線が横切る風景は、まるで「となりのトトロ」でネコバスが疾走するシーンがそのまま再現されたよう。自然と人の営みが見事に共存する、日本ならではの美しい光景の中にその佇まいはあります。

S邸の庭は住居のリフォームに合わせて新たに築庭されました。以前あった庭は“いかにも”な日本庭園だったそう。施主S様ご夫婦が、多々良健司代表にリクエストしたのは、「シンプルに」「明るく」そして、「田園風景が眺められるように」というキーワード。さらにS様が「イメージに近い」という、あるホテルの庭の写真を多々良氏に手渡しました。

「ランドスケープ・アーキテクチャー(Landscape Architecture)」である多々良氏の手によって、果たしてどのように生まれ変わったのか――。さっそくお庭を紹介していきます。

S邸の前に広がる田園風景。
S邸の前に広がる田園風景。視線の先の山肌には葡萄畑が広がる

カジュアル感で演出された家と外をつなぐ空間

エントランスやカーポートといった家と外とを隔てる空間といえば、どんな雰囲気を想像しますか?直線的なデザインや平打ちのコンクリートなどで「整然」としたイメージを浮かべる人がきっと多いはずですが、多々良氏が「フォーマル」であるべき空間に用いたのは、なんと正反対の「カジュアル」というエッセンス!

庭の前の駐車スペース
庭の前の駐車スペース。コンクリートを洗い流すことによって、小石が浮き上がるような演出が生まれる

駐車スペースは小石が浮き上がるような加工が施されたラフな表面と、奥にある石積みのアーチを起点に広がる放射線状のラインが特徴的。また、石積みも、大小さまざまな自然石が組み合わされていて、あちらこちらに隙間も見えます。

これらの要素が見事に調和され、日本の家屋の玄関やエントランスにありがちな「圧迫感」「威圧感」すべてを打ち消しています。このカジュアル感の創出こそ、来客の多いS邸には不可欠。訪れた人の心を自然とほぐしてくれるのです。

大小異なるサイズの自然石が絶妙な加減で積まれている
大小異なるサイズの自然石が絶妙な加減で積まれている。駐車スペースと石積みの植え込みとその中にのぞく前住居にあった鬼瓦にも注目

田園風景の大パノラマを“借りる”庭の景観

さて、エントランスから見える石積みの奥はどうなっているでしょう?さっそく奥へと進み、住居の濡れ縁を背にして庭を眺めます。

盛土には一面に芝生がはられ、全体を囲うようにモミジなどの落葉樹、さらに視界の中心には広大な田園風景のパノラマが広がります。S様の「田園風景が眺められる」というリクエストを多々良氏は「風景を借りる(借景)」という形で応えました。

ステージを模した中央の大きな庭石もアクセント
ステージを模した中央の大きな庭石もアクセント。「どっしり」とも「ふんわり」とも、相反する印象を併せ持つ。「家を隠しすぎない」ように植えられた落葉樹の背後に田園風景が広がる

また、庭に至るまでの途中にも、時間ごと季節ごとに、S様のご家族はもちろん、来客を楽しませる仕掛けが盛りだくさん! 縁側の先へと伸びる石畳の通路(延段)が一層の奥行き感を際立たせ、次々に視界に入る樹木や花木がまるでストーリーテラーのように、庭の見どころを案内してくれます。

飛び石と石畳の通路
飛び石と石畳の通路がフラットであることによって、囲まれた空間であっても“広がり”を感じる

庭の奥へと伸びる石畳の通路
庭の奥へと伸びる石畳の通路。樹木の枝をくぐることによって空間の移り変わりが自然と意識できる。わざと演出された住居と通路のラインのずれにも注目

玄関スペースの外壁
玄関スペースの外壁。コンクリートの平面はまるでスクリーンのようで、前面の樹木の緑が映えるだけでなく、壁面に木々のシルエットが美しく踊る

濡れ縁
濡れ縁の上には雨樋を設けず、犬走りとの境に石を並べた雨受けを設置。雨天時の落水がまた楽しい

「でも、やっぱり外からの視線が気にならない?」と思ってしまうのは、ついつい住まいを外から遮断しすぎてしまう日本人の性。完成から四季がひと巡り、実際のところ「気になりません!」とS様ご夫婦は自信を持ってお話しされています。

中から見る隙間と外から見る隙間の“妙”。S様の「明るく」「シンプルに」というリクエストに対する回答は、庭という空間の演出方法を知り尽くす多々良氏の手腕でなければ実現は不可能であったにちがいありません。

道路側から見たS邸の景観
道路側から見たS邸の景観。隙間があるようで、家の細部まではよほど目をこらさなければ見えない。十分にプライバシー空間が保たれている

隠された空間に佇むアトリエスペース

駐車スペースから少し進むと、玄関へと分岐する飛び石が打たれています。庭木を横に見ながら進むと玄関へ、さらにぐるりと回り込めばS邸のアトリエへとつながります。

庭木をぐるりと回り込んだその奥にアトリエがある
玄関前で飛び石が途切れるが、庭木をぐるりと回り込んだその奥にアトリエがある

庭木によって隠された右側のアトリエ左側の住居の玄関に対して、庭木によって隠された右側のアトリエ

「アトリエを隠してほしい」というのも築庭の上でのリクエストの一つでした。アトリエ一帯の空間は、ゲストのもてなしの場としても使われ、アウトドアリビングとしての要素も併せ持っています。非日常感を持たせながらも、日常の使い勝手の良さが徹底的に追求されている点にも注目です。

オフィスの前に広がる芝生の空間
オフィスの前に広がる芝生の空間。程よく外光が射し込む書庫右の隙間がアクセント

目に飛び込む光景のすべてが「名場面」になりうる庭

多々良氏は「最初から図面で作り込んで固めてしまうと、些細なことでも途中の修正が大変。現場に入り続けて、施主様のご家族の皆さん、想定されるゲストなど、庭や家の中など、あらゆる場所であらゆる目線を考えながら、そしてコミュニケーションを密にしながら空間を仕上げていきます」と話します。

外観[バルバ写真館 田村寛]

一方でS様ご夫婦は「最初に多々良さんが描いてくれた手書きのイメージ図を見て、わたしたち家族全員の思いを尊重してくださっていることが強く伝わりました」と振り返ります。

多々良氏はイメージ図を書き上げる前段階、さらに施工中も、キッチン、リビング、寝室など、住居内のあらゆる場所へ幾度となく足を運び、庭の見え方を考察、検証し、直ちに工事の中で反映させていきます。

和の伝統的なディテールとモダンさを融合させた仕掛け[バルバ写真館 田村寛]

「和の伝統的なディテールとモダンさを融合させた仕掛けを意識して、S邸全体の雰囲気に山口市南部特有の風景を取り込み、一つの空間として仕上げました。家の中からは、どこから見ても緑が見えるように設えており、日常の動線の中で風景が変わる驚きを楽しんでもらえるはずです」と多々良氏。

「季節の流れの中で、ある日突然きれいな花が咲くんです」と嬉しそうに話すS様ご夫婦。「庭の手入れが趣味になりました」という言葉は、多々良氏に対する最大の賛辞と言えます。

庭のあちらこちらに十数種類の「宿根草」が植えられている
庭のあちらこちらに十数種類の「宿根草」が植えられている。それぞれ自分の季節が来れば、毎年いつの間にか成長しきれいな花を咲かせる

視界ごとに何かしらの「楽しみ=主役」がある様は、まるで「庭」というステージで物語が上演されているかのよう。目の当たりにした一つ一つの光景が名場面と成り得ます。

S様の思いのすべてを見事に実現したこの庭こそが、多々良流の空間づくりそのもの、「渾身のスタンダード」ではないでしょうか。

k-house011%ef%bc%88%e7%b8%ae%e5%b0%8f%ef%bc%89[バルバ写真館 田村寛]

Youko’s Garden Reborn

リフォームの終了した新居、残っている草とりに追われ、
水はけの良くない庭のリガーデン。

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施主の夢がスケッチしてあった。

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さっそく雨水排水対策も兼ね、植栽基盤改良、表面の水勾配をしっかりとり、
西側に滞水ゾーンを設け、川砂利で修景。

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居間と和室縁側前のタタキにアプローチする小径と広場を耐火レンガでペイブ。
タタキには桧材による濡縁も設置。             
いつでもBBQができる。

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既存樹のロウバイを一本残し、ハナミズキやバラ、花卉・アグリカルチャーによる
彩りあるガーデンになるようスペースとバラネットを配置。
下地は雑草抑制型芝生の「ハイブリッド」。
見た目は野芝だが、スペックが違う。雑草が生えにくく抜きやすい。

来年の春からが楽しみだ。

山口宇部空港修景工事

山口宇部空港にて平成28年度の修景工事が完了。

イベント広場を滑走路側に拡張。
フェンスを可能な限り滑走路側に近づけ、ガーデンを拡張。

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両サイドのバラフェンスもしかり。
天気の良い日には、阿蘇を始めとする九州の山並を背景に
飛行機の離着陸をより身近に体感できる。

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旧ターミナルの国際線ターミナルを内外装を改築。それに合わせて、外構部分を移植。
新たに国際色を出すためムクゲなどの国花や、大陸で旧正月を祝うキンカンなどを植栽。

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今回は中国地方で実績のある壁面緑化にも挑戦。バラフェンスと芝に彩りを添えた。

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地被植物や花卉類はまだ若々しい状態だが、数年もすれば、
空港ビルの維持管理撫育のクオリティーの高さであっという間に成熟してくるであろう。

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